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募集要項の書き方で差がつく|応募が集まる作成ポイントと注意点

募集要項の書き方を分かりやすく解説。2024年の法改正で必要となる明示項目から、応募が集まる具体的な作成ポイント、よくあるNG例まで網羅しています。採用活動で「応募が来ない」「求人内容に不安がある」と感じている方は、ぜひチェックしておきたい内容です。

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募集要項とは?

募集要項とは、企業が採用活動を行う際に、仕事内容や労働条件、応募資格などを求職者に向けて明示する情報のことです。求職者はこの内容をもとに応募するかどうかを判断するため、採用活動において非常に重要な役割を持っています。

単なる条件の羅列ではなく、「どのような仕事をし、どのような環境で働くのか」を伝えることで、応募数やマッチングの質にも大きく影響します。

募集要項の作成が重要な理由

なぜ募集要項の作成が重要なのかというと、求職者のモチベーション要素と深く関わっているからです。求職者は気になる企業の募集要項を確認し、自分にとってやりがいがあるか、スキルアップが期待できるかなどを判断します。

そのため、単純に応募の条件が書かれているだけの募集要項では、自分にとって魅力的な企業かどうかが判断できません。求職者が実際に働き始めた時のことをイメージできるような募集要項の作成を心がけると良いでしょう。

やりがいやスキルアップを重視して企業を比較している求職者は、大きな活躍が期待できる人材ともいえます。そういった人材を逃がさないためにも、作成する募集要項の内容にこだわる必要があります。

募集要項に最低限記載すべき項目(2024年法改正対応)

2024年4月の法改正により、募集要項で明示すべき労働条件が追加されました。これまで以上に正確な情報開示が求められており、記載漏れや曖昧な表現はトラブルの原因となる可能性があります。

まずは、募集要項に最低限記載すべき項目を整理しておきましょう。以下のチェックリストを参考に、漏れがないか確認してみてください。

✓ 業務内容(変更の範囲含む)
✓ 契約期間・更新条件
✓ 試用期間
✓ 就業場所(変更の範囲含む)
✓ 勤務時間・休憩時間
✓ 休日
✓ 時間外労働
✓ 賃金
✓ 加入保険
✓ 受動喫煙防止措置
✓ 募集者情報

記載漏れがあると、求職者との認識のズレやトラブルにつながる可能性があるため、確実に記載するようにしましょう。

ここからは、それぞれの項目について具体的な記載内容や注意点を解説します。

業務内容(変更の範囲含む)

入社後に従事する業務内容を明示する必要があります。また、将来的な配置転換なども含めた「業務内容の変更の範囲」についても記載が必要です。

そのうえで、求職者が仕事内容を具体的にイメージできるよう、できるだけ詳細に記載することが望ましいでしょう。

契約期間・更新条件

契約期間の有無や更新の有無、更新の判断基準について明確に記載します。

特に有期契約の場合は、更新上限(通算契約期間・更新回数)についても明示が必要です。曖昧な表現ではなく、「勤務成績により判断」など具体的に示すことが重要です。

試用期間

試用期間の有無、期間やその間の労働条件について記載します。試用期間中の給与や待遇が異なる場合は、必ず明記しましょう。

就業場所(変更の範囲含む)

勤務する場所について、具体的な勤務地を記載します。あわせて、転勤や異動の可能性がある場合は、その範囲についても明示が必要です。求職者が通勤イメージを持てるよう、できるだけ詳細に記載することが重要です。

勤務時間・休憩時間

始業・終業時間、休憩時間を明確に記載します。また、裁量労働制などを導入している場合は、その内容についても具体的に説明する必要があります。

休日・休暇

休日については、週休制などの基本条件を明示する必要があります。求職者はワークライフバランスを重視する傾向があるため、重要な項目です。

時間外労働

時間外労働の有無や平均残業時間を明記します。固定残業代制度を採用している場合は、その内訳や超過分の支給についても記載が必要です。

賃金

給与額について明示します。あわせて、各種手当の有無についても記載しておくと、求職者にとって分かりやすくなります。

加入保険

雇用保険、社会保険などの加入状況を明記します。安心して働ける環境であることを示す重要なポイントです。

受動喫煙防止措置

職場における喫煙環境(屋内禁煙・喫煙室あり等)について記載します。

募集者情報

企業名や事業者名を明記します。信頼性に関わる基本情報のため、正確に記載することが重要です。

募集要項作成のポイント

募集要項を作成する際におさえておきたいポイントについてご紹介します。書き方の事例も参考にしてみてください。

仕事内容は具体的に書く

募集している職種については、できる限り詳しく記載します。内容がわかりづらかったり、意味を勘違いしたりするような表現は避けましょう。

例えば「システム開発」とだけ書かれていても、何に関するシステム開発なのかがわかりません。業務内容が想像できるような内容にすることが重要です。

【悪い例】

  • システム開発

【良い例】

  • 機械系エンジニア(家電製品や自動車などの製品開発における機構設計、解析業務など)

給与・待遇は求職者が比較しやすい形で示す

給与については求職者が特に注目しているポイントであるため、明確に示す必要があります。経験や技能などによって優遇されるのであれば、その具体例についても記載しておきましょう。「自分の場合はいくらくらいか?」が想像しやすくなります。

【悪い例】

  • 21万円~30万円程度(※経験や能力によって優遇)

【良い例】

  • 21万円~30万円程度(※経験や能力によって優遇)
    例)未経験・入社1年目25歳…年収350万円/月給28万円
    入社10年目45歳…年収700万円/月給60万円

応募資格は厳しくしすぎず、分かりやすく整理する

応募資格は、自分が応募できるかを判断するための重要な項目です。できるだけ具体的に記載することで、求職者にとって分かりやすくなります。

ただし、条件を厳しくしすぎると応募のハードルが上がり、機会損失につながる可能性があります。本当に必要な条件と「あると望ましい条件」を整理し、応募しやすい形で記載することが重要です。

【悪い例】

  • 実務経験3年以上

【良い例】

  • これまでにプログラミング設計経験が3年以上あり、機械分野に関する知識がある方。学歴は不問。

働き方(休日・勤務条件)は具体的に伝える

勤務時間や休日などの働き方は、求職者が特に重視するポイントです。単に「週休2日制」と記載するだけでなく、具体的な勤務時間や休憩時間、休日の内訳などを明確に示すことで、働くイメージがしやすくなります。

また、残業の有無や平均時間についても記載しておくことで、入社後のギャップを防ぐことができます。ワークライフバランスを重視する求職者が多い中で、こうした情報の具体性が応募率に大きく影響します。

【悪い例】

  • 週休2日制

【良い例】

  • 週休2日制(土日)、祝日
  • 勤務時間:8:30~17:30(休憩60分)
  • 間外労働:月平均20時間

福利厚生や職場環境で差別化する

福利厚生や職場環境は、他社との差別化につながる重要なポイントです。給与や仕事内容が似ている求人が多い中で、「この会社で働きたい」と思ってもらうための判断材料になります。

社会保険や各種手当に加え、教育制度やキャリア支援、働きやすさに関する取り組みなども具体的に記載しましょう。特に、研修制度やスキルアップ支援の内容は、成長意欲の高い求職者にとって魅力的に映ります。

また、職場の雰囲気や人間関係、働きやすさについても伝えることで、入社後のイメージをより具体的に持ってもらうことができます。

【悪い例】

  • 社会保険完備、各種優遇制度有り

【良い例】

  • 社会保険完備(雇用・労災・健康・厚生年金)
  • 交通費支給、家族手当、退職金制度
  • 資格取得支援制度(受験費用補助・合格祝い金あり)
  • 月1回のキャリア研修を実施

コメントで自社の魅力を伝える

コメントは自社のPRに活用できる部分です。自社の強みや大切にしていること、他にはないような研修、講座などがあれば積極的に記載しておきましょう。

コメント部分は企業からのメッセージであるため、書き方によって企業のイメージが変わることがあります。時間をかけて丁寧に考えましょう。とくに求職者は教育制度が充実しているか、働きやすさを実現するためにどういったことに取り組んでいるかなどを重視している傾向が強いです。これらに関する内容があれば、入れておきましょう。

【悪い例】

  • ご応募お待ちしています。

【良い例】

  • 当社ではワークライフバランスを整えるため、フレックスタイム制を導入しました。一人ひとりが都合に合せて働きやすい環境を実現しています。また、スキルアップを支援するための各種制度も整っているため、ぜひ当社で学びながら働いてみませんか?

募集要項の禁止表現

募集要項を作成する際には、禁止表現に該当しないように注意しなければなりません。禁止表現とは、法律によって規制されている表現、ワードのことです。知らなかったからといって許されるものではないため、よく理解しておかなければなりません。

まず、実際の条件や待遇とは異なる内容を記載するのはNGです。例えば、本当は毎日残業があるにもかかわらず「時間外労働なし」と書いてしまうと求職者を偽ったことになります。

それから、特定の差別に繋がるような表記も禁止です。例えば「営業マン」は男性を指す言葉であるため、性別を限定する表現になってしまいます。そうではなく、「営業スタッフ」、「営業職」のように表現しなければなりません。

他にも「女性は未婚者優先」や採用人数で「男性3名、女性1名」のように性別で異なる条件を記載するのもNGです。

同じく「40歳以上は適性検査が必要」のように年齢に関する差別と思われる表現もやめましょう。人種や身長などに関する表現、指定にも注意が必要です。もし禁止表現を使用した場合、6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金が課せられることがあります。

具体的な注意点については以下に詳しく記載されているので、確認してみてください。

まとめ

募集要項は、どのような人物を求めているのかを伝えるだけでなく、企業の魅力や働くイメージを左右する重要な要素です。内容によって応募数や応募者の質にも大きな影響を与えるため、入社したいと思ってもらえるような設計が求められます。

しかし、どれだけ丁寧に募集要項を作成しても、「そもそも求職者に見てもらえない」「応募が集まらない」といった課題に直面するケースも少なくありません。募集要項の質だけでなく、掲載先や露出の設計も採用成功には欠かせない要素です。

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「募集要項を改善しても応募が来ない」「どの媒体に掲載すべきか分からない」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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