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パートの求人で押さえるべきポイントは?企業が抱える課題を解説

パートの求人を出しても応募が集まらなかったり早期離職率が高かったり、さまざまな課題を抱える企業も多いでしょう。今回は、求人における課題や求職者の特徴を紹介した上で、求人情報の書き方や注意すべき点を解説します。ポイントを押さえた求人募集を出して課題を解決しましょう。

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企業が抱えるパート求人・採用の3つの課題

パートの求人を出しても人材確保に難航する企業は多く存在します。そんな企業が抱えるパートの求人や採用における課題は、以下のとおりです。

  • 応募者数の不足
  • 面接のドタキャン
  • 早期離職者が多い

今抱える課題をきちんと理解することで、改善すべき点も自然と見えてきます。それぞれの課題を確認して自社に該当するかどうか見てみましょう。

1.応募者数の不足

パート求人の課題として多くの企業が直面する問題が、応募者数の不足です。近年、日本は少子高齢化が進んでおり労働人口が減少しています。企業の規模にかかわらず、働き手不足が問題視されているのが現状です。ただ人材市場は売り手市場であり、企業は求職者から選ばれる立場になります。

人材獲得の競争は激化しており、たとえ良い条件を提示したとしても従来のように簡単に応募者は集められません。このように多くの企業で応募状況が悪化する中、採用につながらないケースが多発しています。

2.面接のドタキャン

会ってみたいと思える候補者がいても、面接当日にドタキャンする人もいます。応募者が面接をドタキャンする理由としては、応募していた別の企業から選定されたり内定をもらったり、さまざま事情があるでしょう。中には、「面接日を勘違いしていた」「入社したい意欲が下がった」「実際に入社して活躍できるか不安になった」などの理由もあります。

ある調査では、応募者のうち約1割が面接をドタキャンした経験があることがわかっていて、企業にとって大きな課題といえるでしょう。

3.早期離職者が多い

正社員や契約社員と比べて、パート労働者は勤務期間が短いのが一般的です。パート労働者が退職を決断する理由は、「シフトの融通が利かない」「職場の人間関係が悪い」「やりがいや楽しさがない」などです。中には、応募や面接を辞退する応募者が多いことが課題の企業もあります。

調査結果によってはパート労働者の大半が半年以内に企業を退職しているというデータがあることから、企業としては早期離職を回避するために応募者の不安を解消することが急務といえるしょう。

パート求人に応募する人の特徴とは?

近年は女性の社会進出が著しく、結婚や出産後に働き続ける人も多くいます。ただ一方で、家事や育児との両立を重視した働き方を望む女性も少なくありません。パートの求人を出す際は、対象となる求職者について理解する必要があります。主婦(夫)でパート求人に応募する人の特徴は、以下の3タイプです。

・夫婦二人暮らしの主婦(夫)
・子育てと仕事を両立させたい主婦(夫)
・子育てや家事を優先させたい主婦(夫)

それぞれの特徴を確認していきましょう。

夫婦二人暮らしの主婦(夫)

子育てが落ち着いた主婦(夫)は、ある程度自由に過ごせる時間が増えます。子育てがひと段落したことを理由に、働き始める主婦(夫)も多いです。勤務時間や日数も融通が利くため、戦力として積極的に採用したい企業が多いでしょう。

また夫(妻)が定年退職を迎え、パートで家計を支えたいと考える人もいます。ただ子どもが手を離れて自由な時間が増えるものの、親の介護が必要になる家庭も多いです。このような場合は、勤務時間や日数は短くなる傾向があります。

子育てと仕事を両立させたい主婦(夫)

子どもがある程度大きくなると、育児と仕事を両立させて働きたいと考える人もいます。しかし、育児や家事に影響が出ないように働きたいと考える主婦(夫)が多く、「勤務日数は週に3~4日」「勤務時間は16時まで」を希望する人も少なくありません。

年齢層は30~50代前半が多く、子どもの都合で早退したり欠勤したりする心配もないでしょう。また、この年齢層は自由に使える時間が増えるため、自主的に資格を取得してキャリアアップを目指す人もいます。

子育てや家事を優先させたい主婦(夫)

子どもがまだ小さく子育てにあてる時間が多い主婦(夫)の場合は、勤務日数は不定期で勤務時間は15~16時までを希望する人がほとんどです。年齢層は20代後半~30代が多く、小さな子どもがいることを前提に採用する必要があります。

特に新生児~12歳までの子どもは、頻繁に体調を崩すことも多いです。子どもの体調不良を理由に早退や欠勤が日常的に起こることもあります。しかしながら、出産前は正社員としてフルタイムで勤務していた経験を持つ人も少なくありません。子育てが落ち着いた頃には、即戦力になる可能性があります。

応募意欲をアップさせる求人情報の書き方

多くの企業では、応募者数不足の課題を抱えています。近年は労働者人口も減っており、パートの求人を出しても応募者が集まらないことも多いです。ただ応募者が集まらないのは、求人情報の書き方が応募意欲を低下させる原因になっているかもしれません。応募意欲を上げる求人情報の書き方は、以下のとおりです。

  • 求人タイトルはわかりやすく
  • 専門用語や社内用語は使わない
  • 仕事内容や給与は詳細に記載する

それぞれの項目を確認して、応募意欲を上げる求人情報を作成しましょう。

求人タイトルはわかりやすく

求職者は、求人タイトルを見て詳細を確認しようかどうか判断します。短い時間で内容を確認するか判断するため、求職者にインパクトを与えるタイトルを記載しなければいけません。

タイトルを決めるコツは、定量と定性をバランスよく記載することです。定量は、数字で表せる項目のことで、給与や勤務条件などが挙げられます。定性は、数字で表せないものです。例えば、仕事内容や社風などが該当します。

また、タイトルが長くなりすぎないように簡潔にまとめることが好ましいです。タイトル名が長いと求職者の目に留まらないこともあるため、注意しましょう。

専門用語や社内用語は使わない

仕事内容を記載するときは、専門用語や社内用語を使わないようにしましょう。仕事内容は求職者が必ず確認する情報です。求職者の中には、その分野に精通していない人も多くいます。

理解している前提で社内用語や専門用語を用いると、求職者は仕事に対するイメージが湧きにくくなるでしょう。仕事内容がイメージしやすいように、わかりやすい言葉で具体的な仕事内容を記載することが不可欠です。

仕事内容や給与は詳細に記載する

仕事内容や給与は詳細に記載することが大事です。パートの時給相場は、時代の流れとともに大きく変動しています。従来の給与水準に固執すると、応募者が集まらない可能性もあるでしょう。パートの求人を出すときは給与や月給の変動を把握した上で、相場と大幅にかけ離れないように注意が必要です。

また、仕事内容も給与とのバランスを考えて記載する必要があります。同じ地域や条件の求人を確認して事前に市場を調査する必要があるでしょう。少し手間はかかりますが、市場とのズレを解消できます。

パートを求人する際の5つのポイント

パートの求人情報を出してたくさんの応募者を集めるためには、いくつかポイントがあります。特に押さえておくべきポイントは、以下のとおりです。

  • 適切な時期にパート求人を出す
  • 求人応募の手続きを複雑にしない
  • 柔軟に対応できることを伝える
  • 応募後はすぐに面接を設定する
  • 事前リマインドで辞退を回避する

それぞれの項目を確認していきましょう。

1.適切な時期にパート求人を出す

主婦(夫)の求人には、適した時期があります。特に主婦(夫)の募集が集まりやすい時期は、5月・9月・10月です。5月は子どもの進級や入学などの行事が終わる時期のため、パートとして仕事を再開しようと考える人が増えます。

9月や10月は、子どもの夏休みや行事が終了するタイミングのため、求人を探し始める主婦(夫)が増える時期です。これらの時期は、応募者を増やせるタイミングであることから、求人を出すのに適しているといえるでしょう。

2.求人応募の手続きを複雑にしない

応募の手続きは、簡素化するのがおすすめです。近年は履歴書を不要とする企業もあります。企業が履歴書を不要とする背景には、履歴書の記載に負担を覚える応募者が増え、応募に至らないケースが多いことが挙げられます。

また、Webによる応募が可能な求人の場合は、応募フォームの記入項目をできる限り少なくしましょう。記入の必須項目が多いと、応募者の離脱につながる可能性もあります。限られた時間で手軽に入力できる項目数に設定しましょう。

3.柔軟に対応できることを伝える

主婦層の応募者を集めるには、勤務時間や日数は柔軟に対応できることを伝えましょう。求人のターゲットが主婦(夫)なら、現場で働く主婦(夫)の声を紹介するのもおすすめです。

パートで仕事をしようと考える主婦(夫)の場合、家事や育児と両立できるかどうか不安に感じていることも少なくありません。求職者に不安を感じさせてしまうと、当然ながら応募につながらない可能性が大きいです。求職者に対して、同じ立場の人の声を伝えることで働く姿をイメージしてもらいやすくなるでしょう。

4.応募後はすぐに面接を設定する

パートの応募が届き、応募者が採用基準に達していることが確認できたら、早めに面接の日時を設定しましょう。パート求人の場合、応募者が複数の会社に応募しているケースもあるため、他社より連絡が遅れてしまうと応募者が離れてしまう可能性があります。

企業は、応募者を逃さないように応募が届いたら早めのレスポンスを心がけましょう。

5.事前リマインドで辞退を回避する

応募者と面接日時を調整したら、事前のリマインドを忘れないようにしましょう。応募者が面接当日にキャンセルをする背景として、面接の日時を間違えていたり、面接に行くことを億劫に感じていたりすることが考えられます。

面接当日の数日前にリマインドのメールを送るなど、事前に応募者へ連絡をしておくことで、面接日時をきちんと認識させられます。面接当日のドタキャンも回避できるでしょう。

ポイントを踏まえてパートの求人募集をしよう!

労働者人口の減少や人材業界の売り手市場を理由にパートの求人が集まらず、頭を悩ます企業も少なくありません。ただ求人者である主婦(夫)の特徴をきちんと理解したり求人募集の書き方を工夫したりすることで、募集意欲を上げて応募者数を増やせる可能性もあります。ここで紹介したポイントを踏まえて、パートの求人募集を行いましょう。

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