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ドライバー採用を成功させるためのポイントとおすすめ求人方法

近年、運送業の人手不足は深刻化しており、ドライバーの採用に苦慮している企業は少なくありません。この記事では、ドライバー採用を成功させるコツやおすすめの求人方法について解説します。

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なぜ?運送業の人手不足が深刻な理由

近年、運送業の人手不足が深刻化しており、その深刻度は、有効求人倍率にも現れています。

厚生労働省が発表している職業安定業務統計によると、令和3年8月度における全職業平均の有効求人倍率(季節調整値)は1.03倍であるのに対して、自動車運転職種の有効求人倍率は2.04倍でした。

【参考】厚生労働省「一般職業紹介状況(令和3年8月分)について 参考統計表」

運送業の人手不足が深刻化している理由には、以下のようなものが考えられます。

  • 労働時間が長く、仕事が単調
  • 給与水準が低い
  • 危険性が高い
  • 女性の働き手が獲得しづらい

運送業は、長距離移動が前提になることから労働時間は長く、業務内容も車の運転ですので単調になりがちです。

加えて、給与水準もそれほど高くなく平均で20~30万円程です。数値だけ見るとそこまで低いようには感じませんが、他業種に比べ圧倒的に長い拘束時間であることを踏まえると低い水準といえます。

また、過酷な労働環境による体調不良や、事故などの危険性も高く、一般的なイメージがあまり良くないことも人手不足の要因です。

特に女性は、重い荷物の積み下ろしや過酷な労働環境などといった理由から、就業を避ける人が少なくありません。

ドライバー採用を成功させるためのポイント


このような厳しい環境下で自社のドライバー採用を成功させるためには、以下のようなポイントに注意する必要があります。

  • 給与面の情報を細部まで公開する
  • 休日や長時間労働の有無は隠さず公開する
  • 未経験者でも問題なく働けることを伝える
  • 女性でも問題なく働けることを伝える
  • 他社ではなく自社でドライバーをする魅力を伝える

それぞれ詳しく解説します。

給与面の情報を細部まで公開する

1つめのポイントは、給与面の情報を出来るだけ細部まで公開し、具体的な収入額をイメージしてもらうことです。

運送業を希望する求職者の多くは、企業を選択するにあたって「給与の高さ」の優先順位を高くしています。

一方で、労働環境が他業種に比べ過酷なため、シンプルに高い月給を提示するだけでは「仕事が厳しいのではないか」と勘ぐられる可能性もあります。

月給だけでなく、歩合給や各種手当などを具体的に記載するなど、出来るだけ詳細に月収の内訳を提示すると良いでしょう。

また、年代別の年収例を出すなど、求職者が具体的にイメージできる例を示すのもおすすめです。

休日や長時間労働の有無は隠さず公開する


2つめのポイントは、休日や長時間労働などの労働環境について詳しく説明することです。

運送業の求職者にとって、過酷な労働環境は大きな心配事です。

有給の取得状況や残業の有無については、ごまかさずに公開することで状況を理解してもらうようにしましょう。

休日出勤などがある場合も、頻度を記載すると良いでしょう。

1日の具体的な業務内容やタイムスケジュールなど、働いている姿をイメージできる情報を記載するのも有効です。

未経験者でも問題なく働けることを伝える

3つ目のポイントは、未経験者でも問題なく働けることがイメージできるようにすることです。

例えば、どのような荷物をどのくらいの距離運ぶのか、積み下ろし作業はあるのかなど、具体的な記載があれば、未経験者でも仕事の内容を把握しやすくなります。

また、中型・大型免許の取得支援や取得後の教育研修体系などについて紹介することで、未経験者でも安心して応募することができるでしょう。

女性でも問題なく働けることを伝える

女性でも問題なく働けることを伝えることもポイントです。

運送ドライバーの仕事は「男性が多い職場」「重い荷物を持たないといけない」など、マイナスイメージを持つ女性も少なくありません。

例えば、活躍している女性ドライバーを紹介する、女性用トイレや更衣室がある、産休・育休制度やフレックス制度が整備されているなど、女性が働きやすい環境であることをアピールすると良いでしょう。

他社ではなく自社でドライバーをする魅力を伝える

他社にない魅力を伝えることも、自社への応募を促進する重要なポイントです。

例えば、定着率の高さや入社後のキャリアパス、職場の雰囲気の良さなど、自社が他社に負けない部分をしっかりとアピールしましょう。

求職者のなかには、同じ会社で長く働きたいと考えている方も多いでしょう。勤続年数が長いドライバーが多いことなどを紹介すれば、定着率の高さをアピールできます。

また、将来のキャリアパスを明確にすることで、どのように給料が上がっていくのか、どのような仕事の選択肢があるのかなどを把握でき、魅力を感じてくれる求職者も増えるはずです。

ドライバー採用後に後悔しないための確認事項


たとえ人材不足の状況であったとしても、人材採用は慎重に行う必要があります。

問題のある人材を雇用してしまえば、後で大きなトラブルにもなりかねません。

ここでは、採用後に後悔しないために確認しておくべき事項について、詳しく解説します。

過去の事故・違反の有無と頻度

採用の際には、運転記録証明書を提出してもらい、過去の事故や違反歴の有無、頻度を確認するようにしましょう。

運転記録証明書では、過去5年、3年、1年の事故・違反歴が確認できます。自動車安全運転センター事務所もしくは郵送にて取得可能です。

代理人による申請手続きも可能なため、状況により求職者から委任状を取得し、一括で取り寄せても良いでしょう。

ただし、取得には日数がかかりますので、採用スケジュールを踏まえて早めに取り寄せる必要があります。

また、コピーでは改ざんの可能性もあるため、必ず原紙を確認するようにしてください。

健康状態

採用候補者の健康状態のチェックも必須事項です。

近年では、ドライバーの体調不良による事故も多発しています。

運送業を営む企業には、社員の安全配慮義務や健康管理義務があるため、ドライバーとして健康状態に問題ないかを必ず確認するようにしてください。

健康状態は、口頭ではなく健康診断書などの書面で確認を行いましょう。

ただし、健康診断書などは個人情報にあたるため、取得する場合は本人の同意を得る必要があります。

前職からの退職理由

最後は、前職の退職理由を確認することです。こちらも書面での確認をおすすめします。

通常の退職理由であれば問題ないですが、素行不良などが退職理由になっている場合、採用後にトラブルとなる可能性もあります。

一度採用してしまうと入社後の解雇は難しくなるので、採用時に問題ないことを確認しておくべきです。

ドライバー採用でおすすめの求人方法

ここでは、ドライバー採用でおすすめの求人方法について3つ紹介します。

FREE JOB

FREE JOBは、複数の有名求人メディアに無料で求人情報を掲載でき、有料オプションを使うことで、応募管理などの採用支援を受けられるサービスです。

Google for Jobsや求人ボックスなどのメディアに無料で求人掲載できるだけでなく、有料プランでは「ドラEVER」という日本最大級のドライバー専門求人サイトに求人情報を掲載することができます。

有名な求人サイトを複数利用することで、未経験者などを含め広く人材を募集することが可能です。

また、有料プランでは応募者の一次対応や、求人票の添削などの様々な支援をしてもらえるサービスコンシェルジュなどが利用できる点も魅力です。

ブルル

ブルルはトラックドライバー向けの求人情報サイトです。スマートフォン専用サイトが用意されており、月間7万人以上が利用しています。

ドライバー求職者に合わせて、車種別や運転距離別に求人情報が分けられるので、企業のニーズにあった求人情報掲載が可能な点も魅力です。

また、プルルではドライバー向けのコラムなどの無料コンテンツが30以上公開されています。荷待ち時間にスマホで気軽にアクセスできる環境を作ることで、求職者を安定して確保しています。

ドライバーキャリア

ドライバーキャリアは、運送・バス・タクシーなどのドライバーに特化した求人サイトです。

経験者やドライバー職種に興味がある求職者が集まりやすく、採用活動がスムーズに行えます。

月間登録者数は1,000名以上、年代も20代~50代までと幅広く、ニーズに合わせた採用が可能です。

ドライバー採用のポイントを押さえて優秀な人材を確保しよう


ドライバー業界の人材不足は極めて深刻な状況にあり、人材採用に苦慮する企業があるのは事実です。

一方で、近年のデジタル化などによって運送業へのニーズは大きくなっており、優秀な人材が多く確保できれば、大きなビジネスチャンスがある業界でもあります。

ドライバーの働きやすい環境を整え、ポイントを押さえた採用活動をすれば、大きく業績を伸ばすことにもつながります。

この記事を参考に、ぜひ自社の採用活動を見直してみてはいかがでしょうか。

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